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4月の記事

研磨と直角度の検査に専用治具を用いた圧縮バネ

材質: SWPB(SWRS)
線径: 1.0mm
内径(小): 2.2mm(D/d≒3.2)
内径(大): 6.3mm

  • ・コイルの方端のみ研磨している
  • ・そのため、直角度の検査に工夫が必要
織機に使われる線材曲げ加工品

こちらの逸品はコイルの両端と中央部分でピッチが異なり、さらに方端を絞っている圧縮バネです。絞っている方のみに研磨を施しています。

無研磨なので、置いても真っ直ぐ立たないが、直角が要求される

フック部分

真っ直ぐ立たないので、研磨機にかける際はバネの両サイドをしっかり固定して、ぶれないようにする必要があります。また、直角度が要求される圧縮バネは大抵、両端の研磨のうえスコヤー(直角器)で検査をすることが多いですが、今回はそういうわけにはいかないので、専用治具で直角度を検査する対応を行いました。

なお、予想ですが、バネの無研磨の端には取付器具のようなものをはめ込んで利用し、研磨した側で何かを押し出すのではないかと思います。

サージング対策で、ピッチ間隔を不等にする

フック部分

サージングとは、バネが衝撃を受けたときに、コイルが振動する現象のことを言います。
振動は波のように最大値と最小値を繰り返しますので、安定した荷重を得るためにはサージングによる荷重減退も考慮した設計が必要です。(最悪のケースでは破損につながったりもします)
そのサージング対策として、今回の逸品ではピッチ間隔を両端とコイルの真ん中で変えています。

岩津発条では、知識と経験を駆使して設計や加工をより確実性の高いものになるようにご提案をさせていただきます。ばねに関するご相談はお気軽に!

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