ばね製作記 逸品

ばね・バネの岩津発条製作所 ホーム > 逸品記事一覧 > 斜め二重丸フックの引っ張りバネ

難加工を知り尽くした弊社にご相談ください。

東大阪から発信する、特殊ばね製作や、フォーミング加工の日々・・・。

岩津発条の自慢は、創業から培ってきた『職人技』です。
機械による自動化が進んでも、弊社は“製造業”を営む者として、“技術”にこだわってきました。 そんな自慢の技術を、是非とも皆さまにご覧いただきたいと思います。

逸品についての製作記を定期配信でお届けします。

3月の記事

斜め二重丸フックの引っ張りバネ

材質:SUS-304WPB
線径:0.4mm

  • ・2通りの自由長の調整方法がある
斜め二重丸フックの引っ張りバネ

こちらの逸品は両端に二重の斜め丸フックのある引っ張りバネです。コイリングで製作し、最後に斜め丸フックの部分を立ち上げて製作しました。

2通りの自由長の調整方法

斜め丸フックの場合、引っ張りバネの自由長の調整は、「フックの角度を変える方法」と、「巻き数を変える方法」があります。寸法か荷重かどちらが譲れない条件かによって調整する方法が変わってくるため、自由長の調整が必要な場合は、お客様と優先度の擦り合わせを行って最適な方法で対応しています。フックの角度を変える方法をとる場合は、この角度の管理も重要なポイントになってきます。

2通りの自由長の調整方法

D/dの考慮も必要

今回の逸品では幸い問題ありませんでしたが、あまりにもD/dが小さすぎる場合、コイリングで巻いた際に全体が波打ったような形になってしまうことがあります。岩津発条では長年の経験でどれくらいのD/dであれば綺麗に巻けるかをノウハウとして蓄積しているため、もし条件から外れる場合は事前にご相談させていただいております。

一重フックと二重フックの違い

引っ張りバネでわりとよくある二重フックの設計ですが、一見、一重フックより二重フックの方が耐久性が高いように見えますが、実は力が加わるのは片方のフックだけで、片方のフックが破損するとそれに付随してもう片方のフックも破損してしまうため、厳密には一重フックでも二重フックでも耐久性は同じなのではないかと岩津発条では考えています。設計の際にどうしようか悩まれている方は参考にしていただけますと幸いです。

岩津発条では、斜め丸フックをはじめとしたあらゆる複雑形状の引っ張りバネを製作してきました。まずはお気軽にご相談ください!

関連する逸品記事

要望に合わせてフック部の形状を提案した引張バネ

要望に合わせてフック部の形状を提案した引張バネ
種類

引張バネ

材質

ピアノ線

用途

機械器具

  • フック部の形状を要望に合わせて提案

薄く、且つ、編み込み型にした引張バネ

薄く、且つ、編み込み型にした引張バネ
種類

引張バネ

材質

硬鋼線

用途

一般産業機械

  • 多数の曲げ工程数があるにもかかわらず指定の薄さを実現。
  • 線材のねじれをなくす独自の曲げ加工法を開発

初張力0、応力が振り切れることのない引張バネ(押し引きバネ)

初張力0、応力が振り切れることのない引張バネ(押し引きバネ)
種類

圧縮バネ

引張バネ

トーションバネ

材質

硬鋼線

用途

その他

  • トーションバネの足が長く、自動機での加工ができないため手加工にて製作

3種類の異なるバネを加工~組み立てまで行った逸品

3種類の異なるバネを加工~組み立てまで行った逸品
種類

引張バネ

トーションバネ

線材曲げ加工品

材質

ステンレス鋼線

用途

一般産業機械

  • トーションバネ、引張バネ、リングを組み合わせたバネ
  • 組み立て易さを熟知しているため素早い加工が可能

フックにコイル線径の2倍の線材を使用した両絞りの引張バネ

フックにコイル線径の2倍の線材を使用した両絞りの引張バネ
種類

引張バネ

材質

硬鋼線

用途

一般産業機械

  • 高い耐久性を実現するため、フック部分の線径を太くすることを提案

フック部分を半円にした引張バネ

フック部分を半円にした引張バネ
種類

引張バネ

材質

ステンレス鋼線

用途

一般産業機械

  • フック部分を半円にすることで、お客様の希望の荷重と指定の短さを実現

岩津発条製作所が特殊バネを設計・製作できる2つの理由

1.オリジナルで製作する治具・設備

岩津では、バネの仕様に合わせた製造設備のカスタマイズや、時には一から機械の設計も行い、特殊バネの製造を実現しています。

設備・治具紹介(動画配信中)

2.この道一筋の職人が在任

確かな技術を持つ、経験豊富なバネ職人が、岩津の特殊バネ製作を支えています。

技術者紹介

岩津発条の技術・設計・スキル

ばね製作記逸品
 
 
お電話・ファックスからのお問い合わせ TEL:06-6789-4857 FAX:06-6789-4867 営業時間:平日9時~18時

業務が立て込んでおり、電話に出られない場合がございます。
その場合は、お手数ですがインターネット問い合わせフォームをご利用下さい。

インターネットからのお問い合わせ インターネットお問い合わせフォーム メール