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2月の記事

D/dが非常に大きいダブルトーションバネ

逸品No:i_20190220

材質:SUS-304WPB
線径:1.2mm
外径:76mm
D/d≒62

  • ・D/dが非常に大きく径のコントロールが困難

 

D/dが非常に大きいダブルトーションバネ

この逸品は、一見圧縮バネに見えますが、実はダブルトーションバネ。U字に曲げた状態の線材を、芯金に巻き付けることで製作しています。

D/dが非常に大きく径のコントロールが困難

D/dが非常に大きいダブルトーションバネ

D/d≒62と非常に大きいところが難加工ポイントで、スプリングバックの調節は至難の業。外径は76mmですが実際に巻き付ける芯金の径はその半分以下。そこから素早く目的の径に戻そうとすると径がばらばらになってしまうため、職人による絶妙な技でそれぞれの径を揃えつつ目的の径に仕上げました。

要望があれば、U字部分にRを付けることも可能

要望があれば、U字部分にRを付けることも可能

U字の部分は何もしなければ左の写真のように外径のRからはみ出してしまいます。ここにもRをつけたいということであれば、U字の形状に曲げた後、先にプレス加工によってRをつけておいたものを芯金に巻き付けることで、U字部分にもRをつけることが可能です。もちろんその分費用はかかってきますので、製品が使用される条件に合わせて相談させていただきます!

岩津発条では、自動機では加工不可能なD/dの非常に大きな製品を何個も製作してきました。難しいと他社に断られてしまった方はぜひ一度ご相談ください!

難加工を知り尽くした弊社にご相談ください。

東大阪から発信する、特殊ばね製作や、フォーミング加工の日々・・・。

岩津発条の自慢は、創業から培ってきた『職人技』です。
機械による自動化が進んでも、弊社は“製造業”を営む者として、“技術”にこだわってきました。 そんな自慢の技術を、是非とも皆さまにご覧いただきたいと思います。

逸品についての製作記を定期配信でお届けします。

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岩津発条製作所が特殊バネを設計・製作できる2つの理由

1.オリジナルで製作する治具・設備

岩津では、バネの仕様に合わせた製造設備のカスタマイズや、時には一から機械の設計も行い、特殊バネの製造を実現しています。

設備・治具紹介(動画配信中)

2.この道一筋の職人が在任

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