ばね製作記 逸品

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岩津発条の自慢は、創業から培ってきた『職人技』です。
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11月の記事

D/dが小さすぎる密着バネ

材質:SWC(SWRH)
線径:1.5mm
コイル平均径:3.0mm
内径:1.5mm
D/d=2

  • ・D/d=2という厳しい条件下での製作

 

D/dが小さすぎる密着バネ

D/d=2という厳しい条件下での製作

こちらの逸品は、厳しいD/d(線径に対するコイル平均径)の条件の中で製作されたものです。一般的にはD/d=4以上が推奨されていますが、このバネのD/dはなんとその1/2のD/d=2という厳しすぎる仕様なため自動機では製作できず、職人による芯金巻きで実現いたしました。

D/dが小さすぎる密着バネ

D/d=2である上に、内径が1.5mmのため、使用する芯金も1.5mm相当の径になりますが、他のバネ加工で使用しているような一般的な芯金を利用すると、かけなければならない力に対して芯金が細すぎるため、高負荷に耐えられず芯金が曲がったり折れたりします。

そこで、岩津発条では芯金には特殊な硬い素材を使い、折れないようにコイルが巻き終わるまで横方向にずっとテンションをかけ、巻く人とテンションをかける人の職人2名体制で相当な労力をかけて製作した渾身の逸品です。

過去にもD/d≒2の逸品に挑戦しました。ぜひご覧ください。
→難加工でありながら量産を前提としたD/d≒2の細長いコイル

岩津発条では、推奨される条件から逸脱したバネの設計であっても、使う素材や加工方法を工夫したり、よりシンプルな設計を提案するなどして実現へと導いてきました。まずはご相談ください!

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