ばね製作記 逸品

ばね・バネの岩津発条製作所 ホーム > 逸品記事一覧 > コストパフォーマンス重視の塗装吊り治具設計・試作

難加工を知り尽くした弊社にご相談ください。

東大阪から発信する、特殊ばね製作や、フォーミング加工の日々・・・。

岩津発条の自慢は、創業から培ってきた『職人技』です。
機械による自動化が進んでも、弊社は“製造業”を営む者として、“技術”にこだわってきました。 そんな自慢の技術を、是非とも皆さまにご覧いただきたいと思います。

逸品についての製作記を定期配信でお届けします。

1月の記事

コストパフォーマンス重視の塗装吊り治具設計・試作

材質:SUS-304WPB
線径:1.8mm

  • ・設計から対応

 

コストパフォーマンス重視の塗装吊り治具設計・試作

こちらの逸品はホームページからのお問い合わせでまず設計の相談があり、お客様の要望をヒアリングしながら理想的な設計に近づけた逸品です。

機能性(利便性)、コスト(加工しやすさ)を考慮した設計ご提案

コストパフォーマンス重視の塗装吊り治具設計・試作

どのような部品もそうですが、材質、大きさ、加工方法すべてに意味と目的があり、それを見える化したものが設計図面です。通常、弊社のようなばね屋は設計図面に描かれた指示をいかにして実現するかという部分が腕の見せ所ではありますが、今回は逆に、いかにせずとも簡単に加工できるような、かつそれでいて機能性(利便性)を完全に満たせるような設計図面の提案をさせていただきました。

製品は、塗装吊り治具です。カチオン電着塗装に使用するとのことで、吊り治具にはデリケートな機能が求められました。

お客様に用途を教えていただきながら、形に落とし込んだのが左図のものです。①くの字になっている部分で製品を装着・固定しやすく工夫しており、②ユニットの動作の衝撃を緩和するためのバネ部分、そして③ユニットとの固定のための曲げ加工を施すことで最適な形状になるという設計になりました。

この形状であれば、プレス、コイリング、ベンダーで比較的簡単に加工が可能です。

機能性を維持しつつ、さらに低コストで量産可能な条件を探るための試作

コストパフォーマンス重視の塗装吊り治具設計・試作

加工が簡単とはいえ、この状態では大きく分けてコイリング、ベンダー加工、プレス加工、の3段階もの工程が必要になりますので、量産コストを考えると少しでも工程を減らしたいところです。そこで、すべての工程を自動機で1発で仕上げるための条件を探りました。

自動機でネックになるのは★の部分です。コイリング部分との曲げ部分の隙間が狭いことから曲げのための治具が入る隙間がなく、自動機では対応が難しい状況です。

やはり試作を行ってみるからこそ解決すべき課題がシンプルになります。

そこで、治具が入る隙間を確保した状態(=見た目の美しさは損なわれますが)でも使用用途上問題ないということであれば自動機での量産も可能ということも合わせて提案させていただきました。

岩津発条ではバネに関する加工だけではなく色々な加工ができるので用途に応じて柔軟に設計の相談にも応じます。また、量産時のことも考慮した試作も得意としていますので、ぜひ一度お問い合わせください!

関連する逸品記事

岩津発条製作所が特殊バネを設計・製作できる2つの理由

1.オリジナルで製作する治具・設備

岩津では、バネの仕様に合わせた製造設備のカスタマイズや、時には一から機械の設計も行い、特殊バネの製造を実現しています。

設備・治具紹介(動画配信中)

2.この道一筋の職人が在任

確かな技術を持つ、経験豊富なバネ職人が、岩津の特殊バネ製作を支えています。

技術者紹介

岩津発条の技術・設計・スキル

ばね製作記逸品
 
 
お電話・ファックスからのお問い合わせ TEL:06-6789-4857 FAX:06-6789-4867 営業時間:平日9時~18時

業務が立て込んでおり、電話に出られない場合がございます。
その場合は、お手数ですがインターネット問い合わせフォームをご利用下さい。

インターネットからのお問い合わせ インターネットお問い合わせフォーム メール