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3月の記事

中心にわずかにRをつけた線材加工品

材質:SUS304-WPB
線径:1.2mm

こちらは、自動機で加工することもできますが、綺麗なRを出すために、あえて自動機は使用せず製作した逸品です。

中心にわずかにRをつけた線材加工品

中心にわずかにRをつけた線材加工品

よく見てみるとややRがついているのがわかると思いますが、このR部分がポイントです。自動機の場合、このR部分を綺麗に加工することが不可能です。

中心にわずかにRをつけた線材加工品

何故かというと、自動機だと端から順番に加工していく必要があるため、直角部分を曲げる工程の次にR部分を作成する工程が入ります。そうすると、R部分を作る前にわずかに直線部分が生成してしまうため、直角に曲げた直後からR部分を作成することが困難だからです。

一方、手加工だと加工の順番に融通がききます。先にR部分を作成してから左右対称に曲げていくことで、直角部分とR部分の間に直線部分を生成せず加工することができます。

中心にわずかにRをつけた線材加工品

また、両端の爪部が非常に短いため、自動機の場合、材料をあらかじめ長くとり、曲げた後手加工にてカットする作業が必要です。始めからすべて手加工で行った方が効率が良いという点でも、あえて自動機を使わず製作いたしました。

岩津発条では自動機ではできないとされる加工を数多く実現してきました。自動機での加工が難しいために他社に断られたお客様はお気軽にご相談くださいませ。

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