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1月の記事

リングの終端を重ねることで、線材加工品同士が絡まらないよう設計した事例

逸品No:i_20210129

材質:SWC(SWRH)
線径:2.0mm

  • ・何気ない工夫で作業性を向上することが出来ました
リングの終端を重ねることで、線材加工品同士が絡まらないよう設計した事例

こちらはフックのような役割を持つ部品となる線材加工品です。シンプルな形状で、使用環境もそこまでシビアな条件ではないと思われるのですが、それ故に設計もあまり気を付ける箇所もなさそうでしたが、そういったところにも工夫の余地はありました。

設計当初はリング部分の終端部に隙間があったが、その隙間を無くす仕様に修正

リングの終端を重ねることで、線材加工品同士が絡まらないよう設計した事例

ご依頼いただいた設計では、リング部分には隙間が開いている仕様でした。部品の仕様上はそれで問題ないのですが、お客様がこの部品を使って製品を組み立てる際、箱にこの部品をたくさん入れておき、一つずつ取り出してセットするという工程が発生するようなのですが、その際、リングの隙間同士が絡まってしまい、セットする際に外す手間がかかるという問題が発生してしまいました。
その問題を解消すべく、リングの隙間を埋めるように仕様変更することにしました。何気ない工夫ですが、それによりお客様側でかかる作業コストを減らすことが出来ました(本来かかるはずがないコストを解消できた、という感覚に近いです)。

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