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4月の記事

引張バネとトーションバネを合わせたバネ

材質:SWP-B(SWRS)
線径:3.0mm

こちらの逸品は、引張バネとトーションバネの機能を合わせたようなバネで、突起部分の加工に特徴があります。

引張バネとトーションバネを合わせたバネ

引張バネとトーションバネを合わせたバネ

自動機でコイリングを行った後、巻き終わり部分の線材を直線にし、その後手加工で突起部分を曲げていきます。複雑な加工を低コストで実現しています。しかし、バネに詳しい方からすると「コイル材の巻き癖を直線にする過程は残留応力のせいで強度が下がるのでは?」と思われることでしょう。もちろん可能な限り熱処理によって残留応力を除去するのですが、どうしても強度の低下は否めません。ですので、この曲げ部分をフックとして引っ張る等で利用する場合はフック部分に荷重が集中するため耐久性の面からこの方法は採用できず、もっとコストのかかる加工を行う必要があります。
しかし今回は仕様上トーションバネとしてフック部分が横から荷重がかかる使用環境とのことで、残留応力による強度低下も耐久面に影響せず。耐久試験もクリア。こちらのコスト重視の加工方法を採用するに至っています。

バネの性質を正確に把握していることで、この箇所は少々強度が落ちても問題ないという判断ができ、加工の幅が広がります。難加工でお悩みの方は一度岩津発条にお気軽にご相談くださいませ。

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  • コイル部と直線部の距離が近い
  • 熱処理やスプリングバックを加味した微妙な巻き加減

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種類

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  • 両端のRの形状が特殊なため手加工が必須
  • 直線材では内部応力が作用するためコイル材での加工
  • 両端は材料を長めに公差させて歪みをとる作業が必要

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種類

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  • 自社で製作した特殊な芯金を用いて対応

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  • 荷重計算の調整が容易にできるよう、特殊なφ3.8の材質を使用
  • アームの曲げ部分はコイル部と接触しないよう加工

2つのコイル間の寸法管理が困難な特殊トーションバネ

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種類

トーションバネ

材質

ピアノ線

用途

その他

  • 2つのコイル間の寸法管理が困難

直線部をコイル部に密着させたトーションバネ

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種類

トーションバネ

材質

ピアノ線

用途

一般産業機械

  • 直線部がコイル部に密着
  • 自動機では精度を保てないため手加工

岩津発条製作所が特殊バネを設計・製作できる2つの理由

1.オリジナルで製作する治具・設備

岩津では、バネの仕様に合わせた製造設備のカスタマイズや、時には一から機械の設計も行い、特殊バネの製造を実現しています。

設備・治具紹介(動画配信中)

2.この道一筋の職人が在任

確かな技術を持つ、経験豊富なバネ職人が、岩津の特殊バネ製作を支えています。

技術者紹介

岩津発条の技術・設計・スキル

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