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5月の記事

公差の要点を押さえて管理コストを削減した曲げ加工品

材質:SWRM(SWM-B)
線径:3.2mm

・試作前にプロトタイプを製作して懸念点をあらかじめ確認
・事前に優先する箇所を確認し、出戻りをなくすよう工夫

公差の要点を押さえて管理コストを削減した曲げ加工品

こちらの逸品は加工自体は難しくないのですが、試作前にプロトタイプを製作することで、加工時の懸念点を洗い出し、また事前に公差の調整箇所を確認することで後工程での出戻りをなくすよう工夫した事例です。

試作前にプロトタイプを製作

岩津発条では、お見積をお送りする際、まずやってみよう!と試作前にプロトタイプを無償で製作させていただくことがあります。そうすることで、考慮できていなかった懸念点などが具体的に出てくるので、今回の場合であれば「思ったより製品が長いから機械を変更する必要がある」「目的によっては優先する加工箇所が変わってくる」など、お客様に事前に確認する事項が洗い出せます。そのため、見積金額も比較的正確で適正な値段をお伝えすることができ、また事前に懸念点を押さえた上で加工ができるので、実際に作ってみて失敗して出戻り、納期が長引いてしまう、ということを防ぐことができます。

重要なのはR?長さ?事前に優先する箇所を確認し、出戻りをなくすよう工夫

公差の要点を押さえて管理コストを削減した曲げ加工品

この逸品は先に両側のコイル部分を加工しておき、その後、中心の曲げ加工を行っていきます。
その際、一口に公差と言っても、図の赤色(R部分)と青色(長さ)の2つの調整箇所があります。この2箇所のどちらの公差を機能的に優先するかで加工時の手間のかかり方も変わってきます。

加工の手間だけ考えると長さの公差を優先した方が簡単なのですが、お客様に確認しましたところ、用途的にRの部分に他の部品の取付を行うため、R部分の公差を優先して欲しいとのことでしたので、それに従って加工方法を検討させていただきました。

岩津発条は、今までの数々の経験から、加工の際の懸念点をあらかじめ考慮した上で、できるだけスムーズに加工することが得意です。設計の部分からも相談に乗りますので、ぜひ一度ご相談ください!

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