ばね製作記 逸品

ばね・バネの岩津発条製作所 ホーム > 逸品記事一覧 > 撚線(より線)を用いた引張バネ

難加工を知り尽くした弊社にご相談ください。

東大阪から発信する、特殊ばね製作や、フォーミング加工の日々・・・。

岩津発条の自慢は、創業から培ってきた『職人技』です。
機械による自動化が進んでも、弊社は“製造業”を営む者として、“技術”にこだわってきました。 そんな自慢の技術を、是非とも皆さまにご覧いただきたいと思います。

逸品についての製作記を定期配信でお届けします。

4月の記事

撚線(より線)を用いた引張バネ

材質:撚線(より線・撚り線・ワイヤーロープ)6×6
線径:2.3mm

・復元性の高い撚線を芯金ごと熱処理して対応

撚線(より線)を用いた引張バネ

撚線(より線)を用いた引張バネ

こちらの逸品は材質に複数の線材を撚(よ)り合わせて作られた撚線(より線)が用いられていることが難加工ポイントです。普通に芯金で巻けば良いかと思いきや非常に曲者で、撚線は復元性が高いためせっかく巻き終わってもほどけて元のひも状に戻ってしまうことが課題でした。

撚線(より線)を用いた引張バネ

どうすれば解決できるか頭を悩ませていましたが、「芯金ごと熱処理してみよう」と思い立ち、熱膨張しない素材の芯金で巻いた後、両端を固定し、芯金ごと熱処理してみたところ、形状を固定することができました。

撚線(より線)を用いた引張バネ

撚線は複数の線材を撚(よ)り合わせて作られているためスプリングバックも非常に大きいことから、スプリングバックも考慮して小さめの芯金で巻き、目的の径に調節する必要がありました。

非常に難しい加工でしたが、加工方法をひらめき、結果目的のものが出来たときはなんとも快感でした!

岩津発条では機械任せではなく加工における根本の知識をしっかりと把握しているため、難加工であったとしても何か方法はないか、知恵を絞って対応しています。ぜひお問い合わせください!

関連する逸品記事

引張バネとトーションバネを合わせたバネ

引張バネとトーションバネを合わせたバネ
種類

引張バネ

ダブルトーションバネ

材質

ステンレス鋼線

用途

その他

  • 引張バネとトーションバネの機能を合わせたバネ
  • 負荷がかかる箇所を正確に把握した上で突起部分を加工

加工と熱処理の工夫で初張力のばらつきをコントロールした引っ張りバネ

加工と熱処理の工夫で初張力のばらつきをコントロールした引っ張りバネ
種類

引張バネ

材質

ピアノ線

用途

その他

  • 熱処理時の温度を管理して初張力のばらつきをコントロール
  • フック部分の余分なひずみとり の工程を省きコストを削減

インチ単位のサンプルをミリ単位で実現した斜め丸フックの引張バネ

インチ単位のサンプルをミリ単位で実現した斜め丸フックの引張バネ
種類

引張バネ

材質

ステンレス鋼線

用途

その他

  • 海外製のインチ単位の製品をミリ単位で実現

取り付ける部分に合わせてフック部を製作した引張バネ

取り付ける部分に合わせてフック部を製作した引張バネ
種類

引張バネ

材質

ピアノ線

用途

工作機械

  • 要望に合わせてフック部の形状を提案
  • フック部の先端カットと歪をとる加工を同時に行うことでコスト削減

D/d≒4のコイル両端を半丸フックにするという至難の業物

D/d≒4のコイル両端を半丸フックにするという至難の業物
種類

引張バネ

材質

ステンレス鋼線

用途

工作機械

  • 線材に傷をつけずにフック部分を直角に立ち上げるため、治具を試行錯誤して改良

薄く、且つ、編み込み型にした引張バネ

薄く、且つ、編み込み型にした引張バネ
種類

引張バネ

材質

硬鋼線

用途

一般産業機械

  • 多数の曲げ工程数があるにもかかわらず指定の薄さを実現。
  • 線材のねじれをなくす独自の曲げ加工法を開発

岩津発条製作所が特殊バネを設計・製作できる2つの理由

1.オリジナルで製作する治具・設備

岩津では、バネの仕様に合わせた製造設備のカスタマイズや、時には一から機械の設計も行い、特殊バネの製造を実現しています。

設備・治具紹介(動画配信中)

2.この道一筋の職人が在任

確かな技術を持つ、経験豊富なバネ職人が、岩津の特殊バネ製作を支えています。

技術者紹介

岩津発条の技術・設計・スキル

ばね製作記逸品
 
 
お電話・ファックスからのお問い合わせ TEL:06-6789-4857 FAX:06-6789-4867 営業時間:平日9時~18時

業務が立て込んでおり、電話に出られない場合がございます。
その場合は、お手数ですがインターネット問い合わせフォームをご利用下さい。

インターネットからのお問い合わせ インターネットお問い合わせフォーム メール