材質:SUS304-WPB
線径: 2.9mm

難加工を自動機で加工したバイク部品用線材

こちらの逸品は、U字型に曲げた線材を2本まとめて平行に曲げた逸品です。
トーション部分はいたって普通の加工ですが、U字型の腕が難加工でした。

U字型のR曲げ線材加工品

そもそも、線径が3mm近くあるので、自動機による加工が難しい、というところからのスタートでした。
そのうえで難加工ポイントはU字型の部分を完全に平行に、左右まったく同じRを成型することでした。 アプローチとしては以下のように2種類あります。

①端から順番に曲げていく ②先にU字をつくって2本同時に曲げていく

①の場合、細かな調整がききますが、加工に5工程も要します。
②の場合、2工程で済みますが、細かな調整が難しいです。

難加工だけに、精度を優先して①を選択したいところ・・・ですが、岩津発条では②を選びました。 難しい細かな調整さえクリアすれば、2工程で加工できる方が納期・コストともにメリットが出るためです。

岩津発条においてモノづくりは、単に難しい加工をすればよいというものではなく、いかにメリットを出せるか、という視点で考えなくてはならないと考えております。

対応やコストの制約など、複雑な線材加工品でお困りでしたらお気軽にご相談くださいませ。