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9月の記事

2本の細い線材を並列に巻いた引張バネ

材質:SUS304 WPB
線径:1.0mm
外径:6.0mm

2本の細い線材を並列に巻いた引張バネ

一見、何の変哲もない引張バネですが、この逸品のタイトルにもあるように、
2本の線材を同時並列に巻いて加工した難加工の引張バネです。

2本の細い線材を並列に巻いた引張バネ

2本の線材を同時並列に巻くため、職人による手加工が必要です。
また、2本の線材を用いることで、線径を太くすることなくバネ定数が大きくなるところがメリットといえます。

この引張バネの難加工のポイントは2つあり、
巻き初めで2本の線材が重なってしまわないようにすることと、ピッチを均等に保つことです。
芯がぶれたり、線材に力が均一に加えられないとすぐに2本の線材はばらついてしまいます。
2本の線材をしっかりと固定したうえで専用の芯金を製作することで、この課題をクリアいたしました。

岩津発条では難加工を得意とする職人がいることに加え、これまで培った経験によって、
たとえ難しそうな課題があったとしても、技術的に可能な限り挑戦してまいります。

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