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7月の記事

直線部をコイル部に密着させたトーションバネ

材質:SWP-B(SWRS、ピアノ線)
線径:φ1.6

コイル部に直線部が密着したトーションバネです。

直線部をコイル部に密着させたトーションバネ

直線部全てがコイル部に密着しているわけではありません。
もう一方の直線部と水平にするために曲げた箇所が密着をしています。
「密着」しているかいないかだけで加工の手間は雲泥の差です。

三価クロメート処理を施したトーションバー

「密着」に関してですが、加工を実現するにあたって一般のトーション・フォーミング機では曲げることはできないです。
こちらの加工にはツールを2つ要し、抑えるツールと突くツールが必要となります。
自動機では突くツールは入りますが、抑えるツールに関してはこの密着部には入らないため加工ができないです。

更に自動機では熱処理前に材料を曲げる必要があります。
ピアノ線は熱処理に径が小さくなる性質を持ち、熱処理後の径のコントロールが非常に困難なため
手加工での作業が必須となります。

手加工での加工後、追加工することで製品の直線部の水平を比較的簡単に実現することができます。
また、熱処理→追加工→熱処理と行うことで、曲げ応力を考量した加工もしており高品質な製品を実現しております。

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岩津では、バネの仕様に合わせた製造設備のカスタマイズや、時には一から機械の設計も行い、特殊バネの製造を実現しています。

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