ばね製作記 逸品

ばね・バネの岩津発条製作所 ホーム > 逸品記事一覧 > 直線部をコイル部に密着させたトーションバネ

難加工を知り尽くした弊社にご相談ください。

東大阪から発信する、特殊ばね製作や、フォーミング加工の日々・・・。

岩津発条の自慢は、創業から培ってきた『職人技』です。
機械による自動化が進んでも、弊社は“製造業”を営む者として、“技術”にこだわってきました。 そんな自慢の技術を、是非とも皆さまにご覧いただきたいと思います。

逸品についての製作記を定期配信でお届けします。

7月の記事

直線部をコイル部に密着させたトーションバネ

材質:SWP-B(SWRS、ピアノ線)
線径:φ1.6

コイル部に直線部が密着したトーションバネです。

直線部をコイル部に密着させたトーションバネ

直線部全てがコイル部に密着しているわけではありません。
もう一方の直線部と水平にするために曲げた箇所が密着をしています。
「密着」しているかいないかだけで加工の手間は雲泥の差です。

三価クロメート処理を施したトーションバー

「密着」に関してですが、加工を実現するにあたって一般のトーション・フォーミング機では曲げることはできないです。
こちらの加工にはツールを2つ要し、抑えるツールと突くツールが必要となります。
自動機では突くツールは入りますが、抑えるツールに関してはこの密着部には入らないため加工ができないです。

更に自動機では熱処理前に材料を曲げる必要があります。
ピアノ線は熱処理に径が小さくなる性質を持ち、熱処理後の径のコントロールが非常に困難なため
手加工での作業が必須となります。

手加工での加工後、追加工することで製品の直線部の水平を比較的簡単に実現することができます。
また、熱処理→追加工→熱処理と行うことで、曲げ応力を考量した加工もしており高品質な製品を実現しております。

関連する逸品記事

線径がφ3.0以上のピッチ間隔が小さいトーションバネ

線径がφ3.0以上のピッチ間隔が小さいトーションバネ
種類

トーションバネ

材質

ステンレス鋼線

用途

一般産業機械

  • 線径が3.0以上でも半自動機を用いて加工
  • 職人による小さいピッチ間隔の管理
  • 熱処理後の径の変化を想定した上で加工

円筒状ゴムを内側から広げる用途のトーションバネ

円筒状ゴムを内側から広げる用途のトーションバネ
種類

トーションバネ

材質

ステンレス鋼線

用途

機械器具

  • 設計から加工まで一貫対応
  • 依頼者と相談の上、試行錯誤を繰り返し実現

コイル外径が大きい、ピッチ巻きのトーションバネ

コイル外径が大きい、ピッチ巻きのトーションバネ
種類

トーションバネ

材質

ピアノ線

用途

輸送機器

  • 線径に対してコイル外径が大きいため、径の管理が難しい
  • 熱処理後の径の変化を考慮して加工
  • ピッチの管理とアームの角度の管理を両立

コイル外径が大きく、直線部の長さが長いトーションバネ

コイル外径が大きく、直線部の長さが長いトーションバネ
種類

トーションバネ

材質

ステンレス鋼線

用途

輸送機器

  • 線径に対してコイル外径が非常に大きく、径の管理が難しい
  • 熱処理後の径が大きくなる性質を考慮して加工
  • 直線材を用いるため自動機での加工は不可

機械開閉部の緩衝材の代用となるトーションバネ

機械開閉部の緩衝材の代用となるトーションバネ
種類

トーションバネ

材質

オイルテンパー線

用途

工作機械

  • 油圧の代わりにトーションバネを利用してコストダウン

U字型のR曲げ線材加工品

U字型のR曲げ線材加工品
種類

トーションバネ

線材曲げ加工品

材質

ステンレス鋼線

用途

その他

  • 線径が大きいため自動機での加工は不可
  • U字型の腕が左右まったく同じRになるよう加工
  • 納期、コストを抑えた方法で正確に製作

岩津発条製作所が特殊バネを設計・製作できる2つの理由

1.オリジナルで製作する治具・設備

岩津では、バネの仕様に合わせた製造設備のカスタマイズや、時には一から機械の設計も行い、特殊バネの製造を実現しています。

設備・治具紹介(動画配信中)

2.この道一筋の職人が在任

確かな技術を持つ、経験豊富なバネ職人が、岩津の特殊バネ製作を支えています。

技術者紹介

岩津発条の技術・設計・スキル

ばね製作記逸品
 
 
お電話・ファックスからのお問い合わせ TEL:06-6789-4857 FAX:06-6789-4867 営業時間:平日9時~18時

業務が立て込んでおり、電話に出られない場合がございます。
その場合は、お手数ですがインターネット問い合わせフォームをご利用下さい。

インターネットからのお問い合わせ インターネットお問い合わせフォーム メール