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1月の記事

異形線を用いたトーションバネ

材質:SWP-B(SWRS)
線径:[2.0mm×2.0mm]

こちらの逸品は、異形線を密着させて巻いたバネです。

異形線を用いたトーションバネ

異形線を密着させて巻くのは難しいです。通常の線材は断面が丸いため問題ないのですが、断面が四角い異形線を密着させて巻くには、線材を巻いて芯金上でずらして送るタイミングで線が倒れようとしてしまうところを、手で防ぎながら巻いていく必要があるからです。

異形線を用いたトーションバネ

密着部分に加え、フック部分は、熱処理で径が小さくなるというピアノ線の性質を考慮して、熱処理前に完成形を予め想定した上でフック部分を成形しておくという長年の経験を生かした正確な加工がされています。

異形線を用いたトーションバネ

直線部分は、断面が四角いことから、垂直に立ち上げる際に側面が外径よりほんの少しはみ出てしまいます。今回の場合はバネが使用される状況的に問題ないとのことでしたが、状況によってはこの少しの膨らみが支障をきたす場合がありますので、その際は、予め少し外径より内側に曲げてから垂直に立ち上げます。

岩津発条では、どんなに難しい加工でも、手間がかかる加工でも、実現させる努力を惜しみません。お気軽にお問い合わせください。

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