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7月の記事

三価クロメート処理を施したトーションバー

材質:SWC(SWRH)
線径:φ9.0

表面を三価クロメートで処理したトーションバーです。

三価クロメート処理を施したトーションバー

トーションバーはキックバネに比べ、使用角度が小さく、角度が大きいと材料が破断してしまいます。
しかし、力が大きいため、小さなスペースで大きなトルクを必要とする箇所には最適な製品です。

三価クロメート処理を施したトーションバー

特長の一つとしては両端の曲げ部分です。
ご要望の精度を出すためには、曲げる前に材料を圧着させる必要があります。

理由としては線径が太い、且つ曲げがきつい場合、材料が引っ張られる力が大きくなり、ズレが生じてしまいます。
その問題を解決するために圧着が必要となります。

こちらの手段でズレが完全になくなるわけではなく、多少のズレは生じます。
そのため、加工後のズレを考慮した上であらかじめ先端を長くとり、曲げた後に切断することで精度を高めております。
長くとることで寸法管理もしやすく、高精度に加工が可能です。

三価クロメート処理を施したトーションバー

一番の特長は製品が水平から見ると十字になっていることです。
ぴったりに合わせるために、直線部に2箇所に曲げをつくっております。

三価クロメート処理を施したトーションバー

三価クロメート処理を施したトーションバー

十字の精度を出すためには専用の検査治具を必要とするほど精度を出すことが難しい逸品です。
一見、簡単そうな加工に見えがちな製品ですが、非常に難しく岩津の職人ならではの技術力が光った逸品でした。

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