材質:SUS304-WPB
線径:2.0mm
コイル外径:14mm
- コストを優先して逆丸フックをあえて採用
引っ張りバネのフック部分には、丸フック、逆丸フック、半丸フック…などなど色々な種類がある中で、逆丸フックは線材をねじって立ち上げた箇所にねじり応力の集中が起こるので、丸フックに変更することもしばしばですが、今回の逸品はあえて逆丸フックを採用した点がポイントです。
今回の仕様では、フック径はコイル径より小さいものの半径よりは大きいという特徴があったため、丸フックで製作すると、コイル部分から少し外側にずらしてから立ち上げるという1工程余分に作業が発生し、かつコイル部分からフック先端までの距離が長くなるためへたりやすいということもあり、それであれば逆丸フックの方がコストを抑えることが可能と判断し、逆丸フックを採用しました。
岩津発条では、状況に応じてお客様に最適なコスト感での提案をすることを大切にしています。費用や設計にお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください!