材質:純チタン(硬引き線)
線径: 1.6mm
コイル平均径: 15mm
自由高さ:42mm
有効巻き数:8

純チタン(硬引き線)のコイル

こちらの逸品は、純チタンを使用した(硬引き線)のコイルです。
錆びへの強さを得るためにチタンを採用いたしました。

純チタン(硬引き線)のコイル

もともとSUS304で製作を予定していたのですが、錆びに負けてしまったため、より耐食性の強いSUS316-WPAに変更しました。しかし、それでも錆びてしまった、とのことので、チタンへ変更することになりました。チタンはチタンでもバネ用チタン合金は高く、メーカー在庫も不安定なため、純チタンを採用いたしました。

純チタンはバネ用チタン合金に比べてかなり安価で、簡単に手に入るというメリットがございます。デメリットはバネ材として販売されていないため材料ごとに横弾性係数がばらつくため、メーカーが値を公表していない(わからない)ということでした。横弾性係数がわからないとバネ定数が割り出せないため、設計ができないということになりますが、その材料でバネを多数作ってみて、荷重試験を行い、その得られたデータから横弾性係数を割り出し、設計をすることで要求された荷重のバネを作成することが出来ました。

この試験にかかるコストを考えても、バネ用チタン合金を用いるより純チタンのほうが安くなりました。

岩津発条では加工だけでなく、設計段階からご相談を承ることでコスト削減のアドバイスも可能です。お気軽にご相談くださいませ。