ばね製作記 逸品

ばね・バネの岩津発条製作所 ホーム > 逸品記事一覧 > 先端を面取りした、コイル外径(D/d)が大きいトーションバネ

難加工を知り尽くした弊社にご相談ください。

東大阪から発信する、特殊ばね製作や、フォーミング加工の日々・・・。

岩津発条の自慢は、創業から培ってきた『職人技』です。
機械による自動化が進んでも、弊社は“製造業”を営む者として、“技術”にこだわってきました。 そんな自慢の技術を、是非とも皆さまにご覧いただきたいと思います。

逸品についての製作記を定期配信でお届けします。

12月の記事

先端を面取りした、コイル外径(D/d)が大きいトーションバネ

材質:SWC(SWRH)
線径:φ2.6

先端が面取りされた、D/dが大きいトーションバネです。

先端を面取りした、コイル外径(D/d)が大きいトーションバネ

加工方法は線材曲げ加工ですが、分類上はトーションバネです。
まず、上記写真からわかるように先端同士が密接しているため、加工前に面取りをする必要があり、自動機での加工は不可能です。
それに加え、D/dがφ10.5と大きいため、専用治具による曲げ加工が必要となります。

先端を面取りした、コイル外径(D/d)が大きいトーションバネ

また、先端同士が揃っていることも特徴の一つです。
コイル部がクロスで重なっているため、通常の加工では揃える事は非常に困難です。
そのため、先端を揃えるために専用の治具を用意し、上に重なった線に下向きの力を加えました。

先端を面取りした、コイル外径(D/d)が大きいトーションバネ

また、硬鋼線(バネ鋼)の特徴として熱処理後にD/dが小さくなってしまうため、
加工前に加工後の先端の位置を把握しておかなければ、 精度の高い製品にはなりません。
岩津発条では、専用の治具を作る技術や加工技術を持つため実現することができました。

関連する逸品記事

D/dが大きく両端の形状が特殊なトーションバネ

D/dが大きく両端の形状が特殊なトーションバネ
種類

トーションバネ

材質

ステンレス鋼線

用途

機械器具

  • 両端のRの形状が特殊なため手加工が必須
  • 直線材では内部応力が作用するためコイル材での加工
  • 両端は材料を長めに公差させて歪みをとる作業が必要

搬送機に利用されるねじりコイルバネ(トーションバネ・キックバネ)

搬送機に利用されるねじりコイルバネ(トーションバネ・キックバネ)
種類

トーションバネ

材質

硬鋼線

用途

機械器具

  • コイル部と直線部の距離が近い
  • 熱処理やスプリングバックを加味した微妙な巻き加減

左右でコイル径の大きさと巻き方向が異なるトーションバネ

左右でコイル径の大きさと巻き方向が異なるトーションバネ
種類

トーションバネ

材質

硬鋼線

用途

その他

  • 左右で径(トルク)と巻き方向が異なる

コイル外径(D/d)の大きいトーションバネ

コイル外径(D/d)の大きいトーションバネ
種類

トーションバネ

材質

ステンレス鋼線

用途

電気機械器具

  • 線径に対してコイル外径が大きすぎるため、自動機では微調整が困難
  • 職人による手巻きで実現

変形側面フックをもつトーションバネ

変形側面フックをもつトーションバネ
種類

トーションバネ

材質

ピアノ線

用途

一般産業機械

  • 非常にピッチ間隔が細かい
  • フック部は、歪み取りと先端カットを同時に行い、曲げるだけで形状を合わせるという加工で正円を実現

線径がφ3.0以上のピッチ間隔が小さいトーションバネ

線径がφ3.0以上のピッチ間隔が小さいトーションバネ
種類

トーションバネ

材質

ステンレス鋼線

用途

一般産業機械

  • 線径が3.0以上でも半自動機を用いて加工
  • 職人による小さいピッチ間隔の管理
  • 熱処理後の径の変化を想定した上で加工

岩津発条製作所が特殊バネを設計・製作できる2つの理由

1.オリジナルで製作する治具・設備

岩津では、バネの仕様に合わせた製造設備のカスタマイズや、時には一から機械の設計も行い、特殊バネの製造を実現しています。

設備・治具紹介(動画配信中)

2.この道一筋の職人が在任

確かな技術を持つ、経験豊富なバネ職人が、岩津の特殊バネ製作を支えています。

技術者紹介

岩津発条の技術・設計・スキル

ばね製作記逸品
 
 
お電話・ファックスからのお問い合わせ TEL:06-6789-4857 FAX:06-6789-4867 営業時間:平日9時~18時

業務が立て込んでおり、電話に出られない場合がございます。
その場合は、お手数ですがインターネット問い合わせフォームをご利用下さい。

インターネットからのお問い合わせ インターネットお問い合わせフォーム メール