ばね製作記 逸品

ばね・バネの岩津発条製作所 ホーム > 逸品記事一覧 > パネルや鏡等を取り付けるキャッチスプリング

難加工を知り尽くした弊社にご相談ください。

東大阪から発信する、特殊ばね製作や、フォーミング加工の日々・・・。

岩津発条の自慢は、創業から培ってきた『職人技』です。
機械による自動化が進んでも、弊社は“製造業”を営む者として、“技術”にこだわってきました。 そんな自慢の技術を、是非とも皆さまにご覧いただきたいと思います。

逸品についての製作記を定期配信でお届けします。

7月の記事

パネルや鏡等を取り付けるキャッチスプリング

材質:SWP-B(SWRS、ピアノ線) 線径:φ2.0 リング外径:φ42 「長さ」に対する公差要求の高いバネでした。(公差±0.1)
逸品その一. パネルや鏡等を取り付けるキャッチスプリング

加工工程は、以下の3段階で行いました。 (1)トーションフォーミング加工→(2)ベンダー曲げ加工→(3)プレス加工

(1)トーションフォーミング加工

逸品その一. パネルや鏡等を取り付けるキャッチスプリング

まずは、トーションフォーミング加工で、『弧』の部分を作ります。この工程が、このバネの肝となる加工でした。 D/dが大きいため、普通のバネより大きなスプリングバックがはたらきます。 しかし、厳しい公差に応えるためには、できるだけスプリングバックを抑えなければなりません。 そのため、巻きつける際は、材料を押さえつけながら巻き、フォーミングを戻す際もゆっくりと、スピードを調整し、スプリングバックをコントロールしながら加工しました。

(2)ベンダー曲げ加工

逸品その一. パネルや鏡等を取り付けるキャッチスプリング

次は、(1)で巻き取った部材の内曲げ加工です。この部分も、曲げ長さの公差が厳しく、自社製のベンダーに二つの回転軸を設置して、加工しました。 同時に、ファイバーセンサーによる長さの検知システムを設置し、公差外の(1)が混入していた場合、ベンダーは作動しないようにしました。

(3)先端のプレス加工

逸品その一. パネルや鏡等を取り付けるキャッチスプリング

この加工も寸法に影響が大きく、曲げ位置の均一を得るため、近接センサーを使用しました。 長さを検知し、公差外の(2)が混入していた場合、プレスは作動しないようにしました。

関連する逸品記事

中心と両端にセギリ加工(切削加工)が施された線材曲げ加工品

中心と両端にセギリ加工(切削加工)が施された線材曲げ加工品
種類

線材曲げ加工品

材質

ステンレス鋼線

用途

生活用品

  • あらかじめセギリ加工(切削加工)が施された線材を使用
  • 後工程での調節が不可能なため正確な位置での曲げが要求された逸品

D/d≒150のS字の大きな線材曲げ加工品

D/d≒150のS字の大きな線材曲げ加工品
種類

線材曲げ加工品

材質

硬鋼線

用途

その他

  • 本来直線矯正で用いるベアリングで曲げ加工を実施

面取りを行った線の両端を密着させた線材曲げ加工品

面取りを行った線の両端を密着させた線材曲げ加工品
種類

線材曲げ加工品

材質

ステンレス鋼線

用途

その他

  • 先に面取りの作業を行う必要があるため、加工後の微調整が不可
  • 先端を密着させるためひねりを加え、熱処理後の膨張も加味して加工

展開長も、直線部も長い線材曲げ加工品

展開長も、直線部も長い線材曲げ加工品
種類

線材曲げ加工品

材質

ステンレス鋼線

用途

機械器具

  • コイル材を使用せず、直線材をカットして加工
  • それに伴い専用の機械を製作

鉄道車両に使用されるSUS304-W2の線材加工品

鉄道車両に使用されるSUS304-W2の線材加工品
種類

線材曲げ加工品

材質

ステンレス鋼線

用途

輸送機器

  • 材料が短いため巻きつけ作業が困難
  • 要望のピッチ間隔にするため材料の巻き方を工夫

異形線の線材加工品

異形線の線材加工品
種類

線材曲げ加工品

材質

用途

その他

  • 材料の破断を防ぎ、かつ価格を抑えるため一つ一つ曲げて製作
  • 異形線を使用
  • ピッチ間隔が均一

岩津発条製作所が特殊バネを設計・製作できる2つの理由

1.オリジナルで製作する治具・設備

岩津では、バネの仕様に合わせた製造設備のカスタマイズや、時には一から機械の設計も行い、特殊バネの製造を実現しています。

設備・治具紹介(動画配信中)

2.この道一筋の職人が在任

確かな技術を持つ、経験豊富なバネ職人が、岩津の特殊バネ製作を支えています。

技術者紹介

岩津発条の技術・設計・スキル

ばね製作記逸品
 
 
お電話・ファックスからのお問い合わせ TEL:06-6789-4857 FAX:06-6789-4867 営業時間:平日9時~18時

業務が立て込んでおり、電話に出られない場合がございます。
その場合は、お手数ですがインターネット問い合わせフォームをご利用下さい。

インターネットからのお問い合わせ インターネットお問い合わせフォーム メール