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4月の記事

溶接の省略とコストダウンを図ったシャンプースタンド

材質:SUS304-1/8H
線径:φ3.5

シャンプースタンドを、ベンダー加工のみで製作しました。

製作を依頼してこられたデザイナーの方が、溶接による接合部をなくしたいというご要望をお持ちでしたので、線の接続部には、コイルバネを使用しました。

逸品その一. 溶接の省略とコストダウンを図ったシャンプースタンド

逸品その一. 溶接の省略とコストダウンを図ったシャンプースタンド

そうすることで、外観の良さを演出でき、更に、クランプ力も得られ、とても使い勝手の良い製品となりました。

逸品その一. 溶接の省略とコストダウンを図ったシャンプースタンド

曲げ加工部分は、本来7工程掛かるところを、専用機を製作することで、2工程に省略し、コストダウンに繋げました。

それだけではなく、実はこの製品は細部にまでこだわりの詰まった製品なのです。

逸品その一. 溶接の省略とコストダウンを図ったシャンプースタンド逸品その一. 溶接の省略とコストダウンを図ったシャンプースタンド

まず、シャンプーを支える首部。
シャンプーの詰め替えパウチの樹脂部の溝が、3.2mmであったため、当初線径φ3.2を使用したのですが、φ3.2mmでは全体の対荷重的に弱く、φ3.5mmが必要ということが判明しました。
そうすると、線がパウチの樹脂部の溝に入らなくなるので、首部を厚さ3.2mmにプレスしました。

逸品その一. 溶接の省略とコストダウンを図ったシャンプースタンド

また、コイルバネへの挿入を容易にするために、線材の両端は面取りして、先が引っかからないようにしてあります。
完成品では見えないのですが、実はそんなこだわりがあるんです。

逸品その一. 溶接の省略とコストダウンを図ったシャンプースタンド

さらに、首部の曲げRを非常に小さく曲げているのも、こだわりです。こんなに小さく曲げるのは、至難の業です。

逸品その一. 溶接の省略とコストダウンを図ったシャンプースタンド

首部のプレス、線材両端の面取り、小さな曲げR、この3条件をクリアするため、直線寸法カット材から加工を行っています。

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