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6月の記事

中心と両端にセギリ加工(切削加工)が施された線材曲げ加工品

材質:SUS系特殊合金
線径:0.75mm(セギリ加工部分:0.5mm)

・あらかじめセギリ加工(切削加工)が施された線材を使用
・後工程での調節が不可能なため正確な位置での曲げが要求された逸品

中心と両端にセギリ加工(切削加工)が施された線材曲げ加工品

中心と両端にセギリ加工(切削加工)が施された線材曲げ加工品

この逸品は、上図のような線材から加工されています。セギリ加工とは、線材の線径を細く削る加工のことで、こちらの線材には中心と両端にセギリ加工が施されています。

中心と両端にセギリ加工(切削加工)が施された線材曲げ加工品

この逸品の難加工ポイントは中心部のセギリ加工部分の長さがあらかじめ決まっていることから後工程での調節が不可能なため、正確な位置での曲げが要求される点です。通常のセギリ加工のない線材の場合、中心の②の曲げの位置が多少ずれたとしても①の両端を同じ長さに調節してカットすれば問題ないですが、今回のようにセギリ加工部分の長さがあらかじめ決まっていると、②の曲げの位置のずれが許されません。

お客様いわく、こちらの逸品を他の部品に取り付ける都合で線径を0.5mmにする必要があったものの、その細さでは強度が足りないため0.75mmの線径の一部を切削して0.5mmにするという設計に至ったとのことでしたが、正確な加工を行うための専用の金型や治具にかなり費用がかかってしまうため、残念ながら実現には至らなかったようです。

岩津発条では正確さが要求される加工の実績も多数ございますので、お気軽にお問い合わせください!

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