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9月の記事

フック同士を引っかけてジョイントさせるガータースプリング

逸品No:i_20200930

材質:SUS-304WPB
線径:0.16mm

  • ・ジョイント部分のD/dが限界値を超えた場合の設計事例
フック同士を引っかけてジョイントさせるガータースプリング

こちらの逸品はジョイント部分がリングになっている特殊なガータースプリングです。

ジョイント部分の設計にフックを採用

ジョイント部分の設計にフックを採用

一般的なガータースプリングは、片方の端を数巻きだけ小さめに巻き、もう片方の端とジョイントさせることが多いですが、今回のバネは端を小さめに巻くとD/dの限界値を越えてしまうため、ジョイント部分を巻くことが困難でした。

職人技を駆使してD/dの限界値を越えて小さめに巻くこともできますが、別の設計アプローチとして、フックを立てて、そのフック部分を引っかけてジョイントさせる方法でガータースプリングを実現させました。

フックを立てる加工も難加工ではありますが、D/dの限界値を越えて小さめに巻くよりもこちらの方がはるかに加工コストは安くつきます。今回、この方法でもガータースプリングの性能上問題ないような設計であったため、要求通りのガータースプリングを成形することができました。

ちなみに、線径が0.16mmと極細ですので、フック部分を引っかける際も意外と苦労しました。

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