ばね製作記 逸品

ばね・バネの岩津発条製作所 ホーム > 逸品記事一覧 > 左右対称になるよう工夫して曲げた線材加工品

難加工を知り尽くした弊社にご相談ください。

東大阪から発信する、特殊ばね製作や、フォーミング加工の日々・・・。

岩津発条の自慢は、創業から培ってきた『職人技』です。
機械による自動化が進んでも、弊社は“製造業”を営む者として、“技術”にこだわってきました。 そんな自慢の技術を、是非とも皆さまにご覧いただきたいと思います。

逸品についての製作記を定期配信でお届けします。

6月の記事

左右対称になるよう工夫して曲げた線材加工品

材質:SWC(SWRH)
線径:4.2mm

  • ・曲げた際の先端の位置が合うように緻密に調整
    ・先端の隙間の広さによって工数が異なる
左右対称になるよう工夫して曲げた線材加工品

こちらの逸品はSWC(SWRH)の4.2mmという比較的珍しい線径を使って、左右対称になるように工夫して曲げて製作しました。先端同士の隙間の広さにもポイントがあります。

曲げた際の先端の位置が合うように緻密に調整

この逸品では先に先端を曲げた後にベンダーで左右から同時に突いて加工をしますが、ベンダーで突く際に少しでも中心がずれると、先端の位置が揃わなくなってしまうため、突くタイミングを緻密に制御し、かつ真ん中に押さえの治具を設置して先端の中心がずれることを防ぎました。また、曲げた後のスプリングバックを考慮して、先端同士の隙間が目的の値になるように予め計算して曲げるという職人技も発揮された逸品です。

左右対称になるよう工夫して曲げた線材加工品

先端の隙間の広さによって工数が異なる

左右対称になるよう工夫して曲げた線材加工品

今回の逸品では必要ありませんでしたが、先端同士の隙間の長さによっては、スプリングバッグを考慮すると、先端同士が重なるまで曲げなければな らず、そうすると、”ひずみをとる”という+1工程を必要とするため、見積金額も変わってきてしまいます。岩津発条では、前もってお客様と相談の上、目的に応じて最適な加工方法を提案します。

岩津発条では、今まで様々な難加工を行ってきたことから細かい調整はまさに職人技。他社で難しいと言われた加工でもぜひお任せください!

関連する逸品記事

後工程を考えて工程・コストを削減したステンレスのリング

後工程を考えて工程・コストを削減したステンレスのリング
種類

線材曲げ加工品

材質

ステンレス鋼線

用途

機械器具

  • 後工程を考慮してコスト削減
  • 傷つかないよう治具を工夫

大・小異なる径を自動コイリング機で一発成型したコイル

大・小異なる径を自動コイリング機で一発成型したコイル
種類

線材曲げ加工品

材質

ピアノ線

用途

その他

  • 通常2段階の加工が必要なところを、一発成形
  • 設計まで踏み込んだヒアリングにより加工方法の提案が可能

軟質材料のワイヤーバンド(SUS304-1/8H)

軟質材料のワイヤーバンド(SUS304-1/8H)
種類

線材曲げ加工品

材質

ステンレス鋼線

用途

輸送機器

  • 通常のバネ材のように調質されていないものでも、目視と手加減で調節して、D/d=40以上、公差±0.5を実現

線材を平面な菱形につぶす加工を施した線材曲げ加工品

線材を平面な菱形につぶす加工を施した線材曲げ加工品
種類

線材曲げ加工品

材質

真鍮

用途

電気機械器具

  • 専用の治具で自動機での生産が実現

たった3つのベアリングでコイル材の直線矯正に成功した加工品

たった3つのベアリングでコイル材の直線矯正に成功した加工品
種類

線材曲げ加工品

材質

ステンレス鋼線

用途

その他

  • 3つのベアリングでコイル材を直線に加工

最終調整不可の密着した先端2本を同時に正確に曲げた逸品

最終調整不可の密着した先端2本を同時に正確に曲げた逸品
種類

線材曲げ加工品

材質

硬鋼線

用途

輸送機器

  • 先に面取り加工をする必要があるので後工程の寸法調整の余地がない
  • 自社で製作した治具と職人の絶妙な加減で正確な曲げを実現

岩津発条製作所が特殊バネを設計・製作できる2つの理由

1.オリジナルで製作する治具・設備

岩津では、バネの仕様に合わせた製造設備のカスタマイズや、時には一から機械の設計も行い、特殊バネの製造を実現しています。

設備・治具紹介(動画配信中)

2.この道一筋の職人が在任

確かな技術を持つ、経験豊富なバネ職人が、岩津の特殊バネ製作を支えています。

技術者紹介

岩津発条の技術・設計・スキル

ばね製作記逸品
 
 
お電話・ファックスからのお問い合わせ TEL:06-6789-4857 FAX:06-6789-4867 営業時間:平日9時~18時

業務が立て込んでおり、電話に出られない場合がございます。
その場合は、お手数ですがインターネット問い合わせフォームをご利用下さい。

インターネットからのお問い合わせ インターネットお問い合わせフォーム メール