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8月の記事

D/dが大きく両端の形状が特殊なトーションバネ

材質: SUS304-WPB
線径: 0.55mm
コイル平均径: 16.5mm

D/dが大きく両端の形状が特殊なトーションバネ

こちらの逸品は、D/d=30のトーションバネです。
さらに、両端のRの形状が特殊なため手加工が必須のバネです。

D/dが大きく両端の形状が特殊なトーションバネ

D/dが大きいといえど岩津発条の職人にかかればなんのその。その前提でさらにコストダウンを視野に入れ、こういった直線部のあるような仕様の場合はコイル材ではなく直線材を使用し、腕の直線部を加工する手間を削減する方針で考えました。

・・・ところが、コイル部分の密着が得られず思ったようにいきませんでした。おそらくD/dが大きいとき直線材を使用すると、もともとのコイル材⇒直線材へ加工される際の内部応力が作用するのか、どう加工してもうまくいきません。結局、通常通り原形のコイル材を使用して加工を行った結果、しっかり加工ができました。長年この業界でばねを作ってきましたが、ここにきて新たな発見がありました。良い経験に感謝です。

D/dが大きく両端の形状が特殊なトーションバネ

また、両端の形状ですが、片方はほぼ密着しており、片方はR形状の途中で終わるような仕様でした。
ほぼ密着しているということは、材料の端を掴めないため、材料を長めに交差させて余った部分を切り、歪みをとる工程が発生するのと、もう片端も、R形状で終わっているということは、同じように材料を長めに交差させて余った部分を切り、歪みをとる工程が発生することを意味します。工程が多いのでなんとかコストダウンの工夫したかったのですがこればかりはどうしようもなく、これらを手加工によって対応したしました。

岩津発条では加工だけでなく、設計段階からご相談を承ることでコスト削減のアドバイスも可能です。お気軽にご相談くださいませ。

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