ばね・バネの岩津発条製作所 ホーム > ダブルトーションバネ(ダブルキック)
岩津発条は熟練職人が揃い、規格外の特殊なバネや、機械での加工ができないダブルトーションバネ(ダブルキック)の手加工を得意としています。
「φ10の太いバネを製作してほしい」
「加工が難しいため他のバネメーカーで断られた」
といった難加工のダブルトーションバネこそ、私達にお任せ下さい。こちらでは、これまで製作・加工を行ったダブルトーションバネの一部をご紹介します。
*φ0.2以下、φ13.0以上もお引き受け可能です。ご相談下さい。
ダブルトーションバネは、左右のコイル部の安定性が求められます。岩津発条は、材質、巻き方、熱処理など、様々な角度からお客様のご要望を形にするための方法を見つけます。
こちらに記載されていないような仕様・加工の場合でも、お気軽にお問い合わせ下さい。

ダブルトーションバネは、ピッチを開けずに密着させて巻くのが通常ですが、ご要望通り、ピッチを開けて巻きました。 しかも、左右どちらも、等間隔のピッチで巻いています。
バネ材には右巻き/左巻きの「クセ」があり、ダブルトーションバネは左右逆方向に巻くため、片方はくっつきたがり、もう片方は離れたがる、という性質があります。
その性質を弱めるために、お客様との協議の上、加工前に“熱処理”を施工しました。
熱処理を行うと、材料が硬くなり、加工性が悪くなったり、強度も少し低くなります。しかし、職人の手により、確実にお客様のご要望に叶うバネに仕上げました。
強度は、仕上げのテンパーで応力を抜き、粘り強さを高めました。
| 材質 | SWP-B |
|---|---|
| 線径 | φ1.8 |
| コイル外径 | 31 |
| 有効巻数 | 各3.62 |
| 巻ピッチ | 2.0 (すきま0.2) |

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通常ダブルトーションバネは1動力・1軸で加工しますが、弊社設計製作のダブルトーション専用製作機(量産用)は、1動力・2軸で加工できます。 しかし、これでも左右の巻数は同じになります。
そのため、さらに2動力・2軸の機械を設計製作し、回転数を変え、左右で異なる巻数のトーションバネの量産を行いました。
| 材質 | SUS304- WPB |
|---|---|
| 線径 | φ0.8 |
| コイル外径 | φ9.7 |
| 巻数 | 左1.2、右2.2 |

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通常、ダブルトーションバネを製作する場合、芯金の外にセンターフックを引っ掛けてコイル部を製作するため、センターフック部はコイル外径をはみ出してしまいます。
そこで、弊社では芯金の一部を削り、外径からはみ出さないように巻きました。
また、これだけ線径が太く(φ5)、巻き数も多いダブルトーションバネですが、コイルが一直線になるように巻いています。
通常、これだけ太い線径を自動機で巻くことはできないため、このダブルトーションバネをつくるには、コイル→センターフック→コイルという順で巻かなければなりません。そうすると、左右のコイルがずれてしまうため、弊社ではオリジナルの自動機・治具を作り、一直線に巻くことを可能にしました。
| 材質 | SWP-B |
|---|---|
| 線径 | φ5 |
| コイル外径 | φ30 |
| 巻数 | 各10.2N.C |

特殊・精密なダブルトーションバネの製作や難加工は、私達にお任せ下さい。治具・金型内製率99%だからできる、フレキシブルな対応で、皆様の「ほしいダブルトーションバネ」を1個から製作いたします。
また、最適な製品ができるよう設計など技術面のアドバイスや、製作後のアフターフォローも行っています。