ばね製作記 逸品

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東大阪から発信する、特殊ばね製作や、フォーミング加工の日々・・・。

岩津発条の自慢は、創業から培ってきた『職人技』です。
機械による自動化が進んでも、弊社は“製造業”を営む者として、“技術”にこだわってきました。 そんな自慢の技術を、是非とも皆さまにご覧いただきたいと思います。

逸品についての製作記を定期配信でお届けします。

9月の記事

D/dの大きなダブルトーションバネ

材質:SWP-B(SWRS)
線径:2.6mm
D/d≒21

・D/d≒21と大きいためスプリングバックの管理が困難
・バネ材のクセを弱めるため熱処理を実施
・専用の治具を用いて左右対称に位置合わせ

D/dの大きなダブルトーションバネ

こちらの逸品はD/d≒21と非常に大きいためスプリングバックの管理が非常に難しいです。

D/dの大きなダブルトーションバネ

目的の径より少し小さ目に巻きつけ、スプリングバックを利用して目的の径に戻すのですが、素早く戻しすぎると径が大きくなりすぎてしまうため、職人による絶妙な力加減を発揮して製作しています。

バネ材には右巻き/左巻きのクセがあり、ダブルトーションバネは左右逆方向に巻くため、このクセの違いをコントロールするために初張力や熱処理の管理が重要です。熱処理の加減はバネの強度にもかかわってくるため、職人の絶妙な加減で調節しています。

D/dの大きなダブルトーションバネ

先端のフックに関しても自社で開発した専用の治具を用いて左右対称に位置合わせと寸法管理を行っております。

岩津発条では、D/dが大きすぎる難加工のバネも数多く製作してきたことから、独自のノウハウも多数ございます。ぜひぜひご相談ください!

岩津発条製作所が特殊バネを設計・製作できる2つの理由

1.オリジナルで製作する治具・設備

岩津では、バネの仕様に合わせた製造設備のカスタマイズや、時には一から機械の設計も行い、特殊バネの製造を実現しています。

設備・治具紹介(動画配信中)

2.この道一筋の職人が在任

確かな技術を持つ、経験豊富なバネ職人が、岩津の特殊バネ製作を支えています。

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