規格外のネジに合わせて加工した引張バネ

加工自体は難しくないのですが、規格外のネジに「ちょうどいい感じ」に合わせて加工する必要がありました。
その「ちょうどいい感じ」を実現するため、試作⇒確認⇒調整を行い、わずか3回の試作でお客様の「ちょうどいい感じ」を実現することができました。
規格外のものであっても長年の経験を生かし、価格や納期を抑えて加工することが可能です。

余談ですが、今回のようにネジに合わせたバネを加工する際、バネのピッチをネジのピッチに合わせて製作してほしいという要望がありますが、実際はバネのピッチが密着していても、ネジの装着時に自然とバネのピッチがネジのピッチに合わせて広がるため、実はそこまで厳密にピッチの管理コストをかけずとも使用上問題ないケースが殆どです。製造コストでお困りの設計者様はぜひご検討いただければ幸いです。

岩津発条では加工だけでなく、設計段階からご相談を承ることでコスト削減のアドバイスも可能です。お気軽にご相談くださいませ。